雨降りの午後 2009/04/04 (Sat)

子供は雨なのに、傘をささないで、振り回しながら走っていた。

それは僕にあたかも雨が降ってないように錯覚させた。





今日は雨が降っていたので、僕は透明のビニール傘を持って出掛けました。

いつも僕が持つのはビニール傘ではない、しっかりした、―なんて呼ぶべきかわからない―普通の傘です。
しかしそれは先日、風のせいで使い物にならなくなってしまったので、僕はしかたなく、ビニール傘を使いました。


ビニール傘を使ってみて、はじめて、驚くべき発見をしたんですね。

それは、傘の透明さ故に、さしながらでも前を見ることが出来るということです。


普段、ウォークマンをぶら下げながら自転車を走らせている自分にとって、前方の確認は必須。

かと言って、傘を上にあげたまま走行すると、雨に濡れるわ、風でバランス崩すわ、危険なことこの上ない。


それを変えてくれたのが、このビニール傘なんですよね。



正直に言うと、今までビニール傘のことを馬鹿にしていました。

コンビニで買えるようなチンケな代物であったし、いつも「善意の傘たて」に山のように立てていたからです。


しかし僕は今後、少なくとも自転車に乗る時は、ビニール傘を愛用することを決めました。